2024年03月11日
今般、海外において、麻しんの流行が報告されており、特にヨーロッパ地域における症例報告数は、前年度の30倍以上に急増し、入院を要する重症例や死亡例も確認されています。
また、訪日外客数が多い地域である東南アジア地域についても、世界的に麻しんの症例報告数が多い地域の1つとなっています。国内においては、既に海外からの輸入症例が契機と考えられる事例報告もあり、今後、輸入症例や国内における感染伝播事例が増加することが懸念されます。
こうした状況を受けて、今般、国立感染症研究所において、最近の海外の感染状況を踏まえた国内における麻しん症例の発生や流行の拡大の可能性についてのリスク評価を発出しましたので、お知らせいたします。
佐野市では、麻しん・風しんに対する免疫力をつけるために、定期予防接種としてMRワクチンの接種を推奨しています。ワクチンについて、詳しくは佐野市のホームページをご覧ください。まだ接種がお済みでない方は、対象期間のうちに、お早めに接種を済ませることをお勧めいたします。
【厚生労働省通知】
麻しんについて
麻しんの国内外での増加に伴う注意喚起について(再周知)
【国立感染症研究所】
麻しんの発生に関するリスクアセスメント
【佐野市の予防接種】
こどもの麻しん風しん混合ワクチンについて
【問い合わせ先】
健康増進課感染症対策係
〒327-8501
佐野市高砂町1番地
TEL: 0283-24-5770 FAX: 0283-20-3032